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脇起 オン座六句 一連合せ  満尾

 松 尾 芭 蕉 に 捧 ぐ



 脇起 オン座六句 一連合せ 「大 津 絵」 の 巻   
  
 大津絵の筆のはじめは何仏芭 蕉
  雑煮の膳に動く喉骨ハ ク
 ソファーにて父寝そべってロック聴き
  月に衣(そ)通るメイド雇いし銀 河
 モノリスのごとく気高く花氷
  予言者になる約束の旅
  2011年 1月起首
 仝 年 3月満尾




前回は、
「打ち越しながら、新たな素材を詠み込む」
などと挙句として無理なリクエストをしました。

にもかかわらず、3名の連衆がそれにこたえてくださり、深謝のほかありません。

ハル(春)コンピューターで前句に付けながら、数詞を入れ、「通」の同字で打ち越してくれた六さん。

バベルで付けながら、やはり数詞を入れ、「月」「雲」の天相で打ち越してくれた銀河さん。

預言者で付けながら、キ旅の句とし、「約束」で「雇う=雇用契約」と打ち越してくれた七さん。

いずれも甲乙丙つけがたく、こういう場合の習いとして、
当「連句パワー」では比較的ニューフェースの七さんの付けを挙句としました。

歌仙の表合せを「オン座六句」の一連でやってみよう、という初の試み
なにかご感想などありましら、下のコメント欄からお願いします。↓

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次の興行については、新年度あらためて当ブログにてお知らせします。
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 曳尾庵

Author: 曳尾庵
             
僭越ながら宗匠役をつとめ申し候。

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